営業マン時代からのヒントを経て起業【ivalue株式会社 代表取締役 吉尾 輝大】

目次

会社紹介

▼事業について
・iValue:ノーコードのサブスク型WEBシステムの構築をしています。
中小零細・個人事業主の情報発信をお手伝いいたします。

・初期構築:iValueが行います。
保守運用:管理画面(CMS)をお渡しし、ノーコードでアップデートできます。

WordPressなど:最初は自分で作らないといけない
そのためWEBに慣れていない人は厳しく、また地方の方なども厳しいです。
iValueはWordpressなどの初期工程(テンプレ設定など)が省かれたバージョンなので簡単にご利用できます。

・進め方:総期間 2週間〜1ヶ月

  1. ヒアリング(初回商談のみ:60〜90分のみ)
  2. 制作スタート(次の打ち合わせで第二案が出てくる)

・プラン
初期設定:22,000円
月額:ミニプラン→5,000円/月(LP制作)
   ライトプラン→1万円/月(ページ数:13ページ)

経歴、事業立ち上げのきっかけ、背景

▼経歴
ラック(プライム上場)の住宅営業マン:2年半ほど

もともと起業願望がありました。
住宅営業マン時代:店舗併用住宅としてカフェを立ち上げの案件を担当(新入社員時代)したことがきっかけとなり、飲食店など自分の事業をやりたいという思いが強くなりました。当時23歳で借入能力があるわけでもなく、伸びているコーヒー屋さんなどにヒアリングしながら回っていたところ、1つの解が見えてきました。

売上構成比:6割がBtoB売上だった。コーヒー豆の卸売で大部分の売上を立てていることが分かった。

その結果、店舗を持たずに事業をスタートするために、まずはwebサイト(媒体)が必要という結論に辿り着きました。

・サイト制作:50-60万円 高単価のため、なかなか手を出せない事業者が多い。
・宮城・東北は良い商品/サービスが多いが、PRが苦手。
そのような方々のお手伝いをするために、起業。飲食は一旦横に置いておいて、サブスク型のWEBサービスを提供する会社へ。WEBサービス事業を起業することになりました。

どのように事業を展開し成功にまで至ったのか、成功要因を3つ教えてください。

1:マーケットインの開発概念
製品開発段階からヒアリングを重視した。価格/サービス内容(どういったサービスが良いか)などをかなりヒアリングして、サービスを生み出しました。
約50社ほどヒアリングを実施し、うち15社がやりたい意思を表明していきました。

2:都心ではなく「地方(地元密着)」に拠点をおいた/ターゲット設定を明確化
WHO:だれの WHAT:どんな課題を解決するのか?にフォーカスした。
大手サービスではなく、地方向けサービスというポジションに振り切ったので、うまくい気ました。ヒアリングの結果、ターゲットを中小零細&個人事業主に特化することに決めました。

3:地方の金融機関との取引き
ターゲットとエリアを明確化した結果、地銀からiValueを紹介する流れが増えました。
BLUENESS→地銀(インセンティブ%支払い)→地元起業へ紹介
という流れです。

事業を展開する中で、失敗と感じた出来事をいくつか教えてください。

1:人材採用/育成が大変
クライアントの要望やスケールの大きさ・人材の成長が追いつきません。営業力が足りない→要望を汲み取れず失注することもあります。
現在は、内部統制や社内教育の充実を図っています。

2:自動販売機のような販売手法(商談を介さずに申込む)上手くいきませんでした。申し込みが自動で勝手に自分で制作するスタイル(ペライチなど)がすでにサービスとして確立されていたので、価格感が合わなず、かつあまり成約につながらなかったです。その結果、現在は対面営業にシフトしています。
対面営業で販管費が掛かってしまうため、成約率向上・LTV向上をつねに意識しています。

最後に、これから起業 / 新規事業を立ち上げる方へのメッセージをお願いします。

SHOWROOMの前田さん:内/外に目を向けた起業家がいる。内(自分の原体験)をもとに起業した方が、応援者やサポートしてくれる人が増える。原体験をもとに、「こういうことをやりたい」という想いがあれば、それに基づいて事業を進めてほしいです。

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