新規事業に向いている人とは?特徴を解説

目次

新規事業とは

新規事業とは、主に社内で新たな事業を立ち上げることを言います。
最近では市場の変化が激しいため、その変化に対応することが必要であるため、新規事業を開発する企業が増えています。

実際に新規事業は既存事業とは異なり、わからない部分が多く、仮説をたて、検証をし、最後に改善につなげるということが重視されます。

そのため、新規事業には必要になるスキルやマインドがあると言えます。
今回は、新規事業にはどのような方が向いているのか、どのようなスキルがあれば新規事業において役立つのかご紹介します。

新規事業に向いている人とは

新規事業に向いている人の特徴は以下になります。

  • 行動にうつすことができる人
  • ロジカルシンキングができる人
  • なんでも挑戦する姿勢がある人
  • スピード感が速い人
  • リーダーシップがある人

行動にうつすことができる人

行動に移すことのできる人は新規事業において一番重要と言えるでしょう。
新規事業では計画を立てるだけでは進みません。

これをしたい、あれをしたいと言うだけでなく実際に目標を達成するためにはどのように行動すれば良いのか戦略をたて実行する人は行動するだけ打数が増え、成功する確率が増えるため新規事業において向いている人間と言えるでしょう。

ロジカルシンキングができる人

ロジカルシンキングとは、物事を結論と根拠にわけ、論理的な繋がりを理解していく思考法のことです。
新規事業においては企画書の作成や会議などで、社内の人や周りの人に新規事業として何を行いたいのか説明する機会が多いでしょう。

そのような場合でも、しっかりと論理的に説明ができ、聞き手を納得させることができるような思考法ができる方は新規事業において重要な人と言えるでしょう。

また、課題解決の際に「問い」を論理的に思考できる人は、チームのメンバーと上手くコミュニケーションをとる上でも必要です。

なんでも挑戦する姿勢がある人

新規事業においては新しいことに挑戦する場面が多いです。
そのような場面で、プライドが高く、挑戦する意欲がない人は新規事業には向いていない人と言えます。

なぜなら、挑戦してみないと良い結果に終わるか悪い結果に終わるかわからないからです。
そのため挑戦してみるマインドがある人の方が、新しいことに挑戦する新規事業において成功する確率が高いと言えるでしょう。

また、日々変わりゆく時代では、常に新し情報をゲットし、実際に活用すると言う姿勢が必要です。
そのため、積極的に挑戦する姿勢がある人は新規事業において重要であるでしょう。

スピード感が速い人

新規事業では市場や顧客のニーズに柔軟に対応し、スピード感のある人が重要とされます。

また、わからないことが多い新規事業において仮説を立て実行するというPDCAサイクルいかに早く回すかが重要とされ、早く回すことでより事業の解像度を高めることができます。

そのため、スピード感のある人がチームにいると、成功に導くことができる確率をあげることができると言えるでしょう。
スピード感が速い人とはどのような人が当てはまるのかというと、考える→行動までの時間が速い人や、仕事のタスクを解決するスピードが速い人のことを言います。

もし、スピード感の遅い人が一人でもチームにいる場合は、全体的にチームの作業速度が下がるためあまり良いとは言えないでしょう。

リーダーシップがある人

チームのマネージャーやリーダーのみならず、新規事業においては全員自分から率先してチームを引っ張ると言う視点を持っていたほうが有利だと言えます。

もちろん全員が全員いつでもリーダーシップを発揮すれば良いと言うわけではありません。
リーダーが多く、引っ張っていきたいと言うメンバーが多い場合は意見がまとまりにくく、意思決定までに時間が要するでしょう。

ですが、リーダーシップを適所で発することで、総合的にチームとしてのモチベーションが維持され、人任せにすることなく着実に新規事業を進める上で重要となるでしょう。

新規事業に必要なスキル

新規事業に必要なスキルは以下のものになります。

  • 情報収集能力
  • コミュニケーション能力
  • プレゼンテーション能力
  • 企画力
  • プロセスを組み立てる能力
  • マネージメント能力

情報収集能力

情報収集能力とは、インターネットで情報を得ることだけではありません。
例えば、ユーザーとなり得る人にリーチし、インサイトを収集してみるなど、実際に生の情報を得ることも情報収集能力の一つと言えるでしょう。

また、最近では情報の量が多くなり、自分にあった情報が見つからない場合があります。
その場合は、実際に専門家に相談することで、どの様に情報を得ているのか知ることができます。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力はビジネススキルとして重要なものですが新規事業においてはより重要視されるポイントと言えます。

新規事業においては、社外でのパートナーや顧客とコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、交渉能力や社外の人たちまでまとめるディレクション能力もコミュニケーション能力として重要な一つのスキルでしょう。

また、社内で新規事業を発達する上で、他の社内の関連部署と連携したり手をかりながら進める場合も多いでしょう。
その場合に、しっかりと内側の人からも信頼され成長できると思われるよう自信を持ったコミュニケーションをすることでうまく新規事業を進めることで新規事業成功へと導きましょう。

プレゼンテーション能力

新規事業においては、関連部署や取引先などさまざまな場面でプレゼンテーションを行うことがあります。
その場合に相手に伝わりやすくプレゼンをするために以下の2つを気をつけてみましょう

  • ニッチなワードや横文字には気を付ける
  • 相手が求めている情報を考える

プレゼンテーションをする上で、聞き手がわからないようなワードが多く出てしまうと新規事業を進める上で納得してもらえる確率が低くなってしまいます。

そのため横文字や業界のニッチなワードを使う場合は言い換える様にしたり補足を入れておくことで分かりやすいプレゼンテーションの作成に繋げましょう。

企画力

企画力とは課題の本質を見抜いた上で、発想する能力のことです。

新規事業はチームや周りのサポーターがいるからこそ成り立っていますが、その方達を説得し、支えてもらうためにも本質を見抜いているアイディアを出さなければいけません。

そのため、新規事業では本質を見抜くことのできるような企画力が必要でしょう。

プロセスを組み立てる能力

マネージメント能力と少し似ている部分もありますが、プロセスを考える能力はとても重要です。
例えば、アイディアを実現するためにはどうすれば良いのかを逆算し考えることができる人をプロセスを組み立てる能力があると言えます。

これは論理的に考えるといったポイントで似ていますが、しっかりと順序を立て、成功に導くための実現型の思考を持った方のことを言います。

プロセスを組み立てる能力がある方は、促進力には欠けますが、しっかりと計画を練ることに優れているため、チームを成功に導くために重要なスキルです。

マネージメント能力

新規事業においてマネージメント能力はとても重要なスキルの一つと言えるでしょう。
具体的にマネージメント能力とは、チームのメンバーを管理したり、スクジュールを管理したりと新規事業においての方針を決める重要な能力です。

新規事業においてうまく行かないことが多く、チームのモチベーションを向上させたり、うまくチームを成功に持っていくための戦略を練ることも事業を成功に導くためにもとても重要な能力の一つです。

新規事業立ち上げに経験は必要か

分からないところからスタートする新規事業において、立ち上げの経験がある方はとても重要であると言えます。
新規事業において課題が出てきたり、スケールしても失敗しないようなチーム編成をしたりと、問題点が山積みになる場合が多いです。

そのため、新規事業を行ったことのある方がメンバーにいることで山積みになった問題の解決策を経験から導き出し、着実に進めることのできるメンバーがいると良いでしょう。
また新規事業だけでなくても、スタートアップなどで働いた経験や立ち上げに参加した経験がある方はとても重要です。

新規事業には向いていない人

逆に新規事業に向いていない人は以下のような人になります。

  • 完璧を求めてしまう人
  • 他人任せな人
  • 保守的な人

完璧を求めてしまう人

完璧主義者の方がチームにいると、実行するまでに時間がかかります。
スピード感が重要で、PDCAサイクルを早く回すことが求められる新規事業においては相性の悪い人と言えるでしょう。

また、新規事業において完璧になる場合はほとんどありません。
始めた時点では、うまく行かないことがほとんどのため、完璧主義の方がチームにいるとあまり良い雰囲気にならないため、人を集めるフェーズの場合は、しっかりとメンバーになりうる人の特徴を見極めましょう。

他人任せな人

新規事業において成果がでない場合に環境のせいにしたり、メンバーのせいにする人は新規事業の発展を妨げる可能性があります。
そのため、自分で反省点を見つけたり、自分の何が悪かったのか、原因を考えることができるような人が新規事業においては重要と言えるでしょう。

保守的な人

頭でっかちで保守的な人は新規事業において向いていない人の特徴の一つです。
新規事業においては市場の変化に対応すべく既存のアイディアや考え方でなくと同じ解決策ではなく、より柔軟な解決策が必要となります。

そのため保守的な人がチームにいると新規事業において新しい領域にチャレンジしずらく成功する確率も低くなるでしょう。
逆に保守的な人はその特徴を生かすことのできる既存事業においての発展に貢献することが良いと言えるでしょう。

新規事業に向いている人まとめ

今回は新規事業に向いている人の特徴などを説明しました。
新規事業はとにかく、チャレンジしてみるマインドがある方に向いていることがわかりましたね。

ですが、もし向いていない人の特徴が当てはまっていてもチャレンジしたいという気持ちがあれば、それはもう向いている人の特徴に当てはまっているということです。
新規事業にチャレンジしたいという心を忘れず、この記事を参考に、新規事業にチャレンジしてみましょう。

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